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病気になったら専門医
ED(勃起障害)とは


性行為の際に十分勃起しなかったり勃起状態が維持できないという、男性の性機能の病気です。英語のErectile Dysfunctionを略してED(イーディー)といい、日本語では、勃起障害、勃起機能障害、勃起不全などといわれています。ストレスや不安といった精神的な問題だけでなく、糖尿病や高血圧などの病気が原因のこともあり、それらの原因を治療することが必要です。ストレス反応の中で視床下部−下垂体系の反応は、副腎皮質からコルチゾールの分泌を促しますが、これが卵巣や精巣に直接作用して、女性ならエストロゲン、プロゲステロン、男性ならテストステロンといった性ホルモンの分泌を抑えます。
また下垂体からの黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモン分泌が低下するために卵胞、精子の形成、発育が低下することも考えられます。
これは、男女の性徴を際立たせる機能全般が低下することを意味します。現代の少子化現象や男女のユニセックス化の背景には、現代社会の過剰なストレスによる男女の性機能の低下が関与している可能性があるのです。



著名人が自身の更年期障害を明したことで認知度は高まったとはいうものの、男性の更年期障害は、医学界でも認知があいまいな部分が多いのが現状である。この、男性における更年期障害の概念が初めて提唱されたのは、1939年。なんと60年以上も前のことなのである。だが、男性の場合は、女性の閉経のように劇的な変化がないこと、個人差が大きいことが災いして、概念としてはあるものの、認知・治療がはじめられることはほとんどなかった。さらに悪いことに、その後、もうひとつの概念が台頭してきた。それは「中高年の危機」。聞いたことがある人も多い言葉だろう。これは、ミッドライフ・クライシスとも呼ばれるもので、35〜45歳に起こる転職、離婚、肉親の死などが誘因となって起こる精神的な葛藤。身体的な変化によってさまざまな症状がもたらされる更年期障害とはまったく違うもの。だが、更年期障害に見られる精神神経症状と似たところがあるため、誤解された面が少なくない。こうして、男性の更年期障害は、あってなきもののごとく扱われてきたのである。


お薬一覧

現在の日本では、口から服用する勃起不全治療剤を処方してもらうことができます。ただし、心臓や血管の病気の患者さんなどでは、病状を悪化させる可能性もあり、服用できないこともあります。そのような場合は、男性ホルモンを補充する治療や、薬以外の治療が考慮されています。また、病気が原因の場合は、それらの病気の治療薬が必要になります。

大別すると、方法はふたつ。「だるい」「疲れが取れない」といった場合は、まず心療内科もしくは内科へ。そこでさまざまな検査を受け、どこにも異常や病気がないことを確かめてもらう。その上で、まだ「だるい」などの症状があるなら、今度は心療内科もしくは神経精神科を受診するのである。慎重を期するのであれば、事前に電話などで男性の更年期障害についても扱っているか問い合わせたり、かかりつけの医師に紹介してもらうのも良い。

「尿の出が悪い」「性欲はあるのに勃起が維持できない」といった場合は、泌尿器科の出番だ。ちなみにこの年齢の男性が発症しやすい病気のひとつに、精液がつくられる部位の病気・前立腺肥大がある。50代の男性なら3〜4人に1人はその兆候があるといわれるほど多い病気で、症状としては夜間に何度もおしっこに起きる、残尿感があるなどが見られる。これも早期ならクスリで直せるが、症状が進むと手術が必要になる厄介な代物だ。


2011/1/15(Sat) 13:44   X